日時:2022年2月20日(日)13:00~16:30
オンラインZoom開催[要申込 / 参加無料]
本プログラムの最後となる、短期集中ワークショップの成果発表を、2月20日(日)にオンラインZoomにて公開フォーラムとして開催します。グループワーク「文化芸術の新たな楽しみ方の開発」にて、20名の参加者が、講師とファシリテーターとともに共創した、新しい芸術文化の楽しみ方のアイデアを発表・共有します。
■グループ
※各グループ講師陣のプロフィールは、講師一覧ページにてご確認ください。
※その他情報保障に関するご要望がございましたら、東京都歴史文化財団事務局までご連絡ください。
下の「お申し込み」ボタンよりお申し込みください(Peatixサイトに移動します)
終了しました
圓城史也
(株式会社ロフトワーククリエイティブディレクター)
京都造形芸術大学でプロダクトデザインを専攻。在学時に始めたアート×仏教フェス「十夜祭」をきっかけに、卒業後は株式会社jijiを立ち上げ、寺社でのプロダクト提案やイベント企画を手掛ける。その後ロフトワークに入社。現職では、Webサイト制作やイベントの企画運営等のプロジェクトを担当。
大堀亜紀子
(武蔵野美術大学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科三年)
発達と身体の障害をもっている弟と生活する中で、意外とちょっとしたことで障害があっても生きやすくなるんじゃないかと気づき、インクルーシブデザインに興味を抱くようになりました。大学でデザインを学んだり、個人で野外芝居をやったりしています。弟と私が特に困らずに生きていける世の中になれば良いなあと思ってます。「誰も生きづらくない社会」を実現することが人生のテーマです。きっと手段は色々あるはず……というのを絶賛、模索中です……なんとかするぞ!よろしくお願いします~!
川﨑文資
(日本科学未来館科学コミュニケーター/教育学)
これまで研究機関と連携し、話した言葉がリアルタイムに文字で表示されるシステム「See-Through Captions」を使ったろう・難聴者向けの展示ツアーや、音の情報を振動と光で伝えるOntennaを使って、誰も見ることも触ることもできないニュートリノを感じて手話で表現するワークショップ、触覚体験を通じた知的障害児向けの授業開発などを行ってきました。科学が誰にとってもアクセシブルで、身近なものになるように取り組んでいきたいです。
河原井みつる
(ドラマー・ミュージックファシリテーター/音楽)
音楽的技術や知識に捕らわれず、国籍、老若男女、障がい、関係なく“今できる事”で楽しめる音楽イベントを全国の保育園、小学校、院内学級、自立支援施設、企業にて開催。2019年ソニーネットワークコミュニケーションズ「遠隔地の小学生をつなぐ オンラインバンドセッション」、2020-21年株式会社ヤマハミュージックジャパン「マジカルミライ企画展ヤマハブース」では、企画、構成、プロデュースを担当。振動、映像、照明を活用したバンド体験の完成を目指し活動中。ホームページは音楽笑学校。
桐葉恵
(企画営業/NTTデータ・プログラムデザイナー)
社会課題におけるICT利活用の促進やアクセシビリティの向上などICTの民主化を目指し、NTTデータにてデータ利活用関連案件の企画営業を担当している。学生時代に演劇を活用した難民の心のケアを研究したことをきっかけに、演劇など市民参加型アートを活用した社会貢献活動にも関わり続けている。今までの国際交流経験を活かし、NPO法人にて国際教育プログラム作りにも関わっている。
小林龍輔
(役者、即興芸術家、企画プロデューサー)
14歳からイギリスに渡り、その後香港、バンコク、ニューヨークで芝居を学びながら仕事をしました。芝居は僕の人生、日常と深い関係を持っています。体は、表現、アートを超えている。僕の考え方、人生を変えていきます。役者と言う肩書に縛られていたけど今は、音楽、企画、作家、色々な表現方法に触れている。今時代に存在する一人間として、何を伝え、どう伝えるのか。そんなことを日々考えています。全ての人が平等に、意見の交換ができ、上下じゃなく、左右の世界を僕は仲間と作りたい。
小山晶嗣
(ダンス・アーティスト/フリーランス)
アメリカの大学でビジネスを学ぶが退学し帰国。22歳で趣味で始めたミュージカルを通してダンスに出会い、音響効果選曲という職業を経て26歳でダンサーに転向。その後、数々の作家・振付家の作品に携わる一方、自身のアーティスト活動も展開。近年はアウトリーチの一環としてダンスワークショップに関わり、ダンサーのみならずファシリテーターとしても活動。時には企画運営制作を担うプロジェクトマネージャーもこなし、ダンスを軸に型にはまらないマルチな活動を実践している。
榊原直樹
(清泉女学院大学専任講師、デジタルハリウッド大学客員教授/情報分野のユニバーサルデザイン、人間工学、ヒューマンインタフェース)
株式会社ユーディットを経て、2016年より現職。IT分野におけるユニバーサルデザインをテーマに様々な調査・研究をおこなう。またJIS等の標準化活動において、X 8341シリーズなど高齢者・障害者配慮設計指針の策定委員などを務める。共著に『改訂版 情報社会のユニバーサルデザイン』(広瀬洋子、関根千佳編著、放送大学教育振興会、2019)、翻訳に『高齢者のためのユーザインタフェースデザイン-ユニバーサルデザインを目指して-』(Joff Johnson, Kate Finn著、2019年、近代科学社)など。
清水颯介
(筑波技術大学大学院院生/機械工学)
私は人と人とのコミュニケーションを取ることが大変好きです。コミュニケーションを取るときは手話がメインとなっていますが、他にも身体表現や図形など、情報を物理的に可視化して正確なコミュニケーションを取る工夫もとっています。今回は皆様と手話と情報の可視化についてさまざまな体験をしていきたいと考えています。よろしくお願いいたします。
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田中沙紀子
(日本科学未来館科学コミュニケーター)
科学とみなさんをつなぐ科学コミュニケーター。多様な私たちの間にあるさまざまな“ちがい”に注目し、科学を通してみると“ちがい”とはなに?技術で“ちがい”にどう寄り添える?と、活動中。これまでの活動は、透明字幕パネルを使ったろう・難聴者向けの展示ツアー、車いすと義足に関するトークイベント、3Dプリンタなどを使った触れる科学コミュニケーションツール開発・活用、知的障害特別支援学校との連携授業など。目標のひとつは、「リケジョ」という言葉が必要ない世の中にすること。趣味は科学モチーフのアクセサリーづくり。
永末茉莉絵
(共立女子大学 文芸学部 造形芸術コース彫刻ゼミ)
共立女子大学文芸学部4年生です。大学では、彫刻を専攻し、音響彫刻という分野に関心を持っています。卒業後は、慶應義塾大学政策・メディア研究科仲谷研究室へ進学予定で、「音響彫刻における深奥質感」をテーマに研究します。その他にも、未来館ビジョナリーキャンプにて展示経験、インタラクティブアーティスト斎藤達也さんのもとでアシスタント経験があります。そのため、彫刻だけでなく様々な分野に関心があります。
西浦弘美
(慶應義塾大学大学院院生)
津田塾大学国際関係学科を卒業後、慶應義塾大学大学院に入学。Embodied Media所属。インクルーシブデザインと手話に興味があり「聞こえ具合を問わず、感情ごと伝え合うコミュニケーション」をテーマに研究中。Hapticsを用いた新たな触覚言語にも興味があります。手話に興味を持ったきっかけは視覚言語だからこそ、写真に会話が残る面白さに気付いたこと。
西岡克浩
(美術と手話プロジェクト代表、株式会社丹青社)
さまざまな人が集う文化施設などの空間づくりに携わりつつ、ユニバーサルミュージアム活動、ダイバーシティ関連研修の運営などを通じて、美術鑑賞を楽しむとともに「いろいろな人と、ともに体験し、ともに考えていく」ことを大切にしている。
野木青依
(マリンバ奏者)
11歳からマリンバ演奏を始め、桐朋学園大学音楽学部卒業後は銭湯の浴室や高架下倉庫、カフェなど日常に近い空間での演奏会を開催。2019年頃より「即興演奏」を表現方法のベースに、さまざまな「偶然」や「素の姿」を参加/鑑賞者と愛でるような企画・作品を発表。マリンバと街を練り歩く「マリンバ・ネリネリ」、街や家に滞在する「マリンバさんのお引越し」、2ndアルバム「踊りにおいでよ」など。生まれつき食物アレルギー(卵・甲殻類・軟体類・貝類・魚卵・山芋)を持つ。活動のモットーは“子供心が踊ること”。
野島稔喜
(株式会社ロフトワークLayout unit.ディレクター、クリエイティブミュージアムAkeruE ディレクター)
静岡文化芸術大学大学院デザイン研究科修了。大学院では地方中心市街地の公共空間における人々のアクティビティ創出をテーマにデザイン活動をする。在学中、山口情報芸術センター[YCAM]で地域開発の実践を試みる。「食」の学びと体験ができる「スタジオD」のオープンと運営に関わり、ビジターの体験設計や新たな価値創造の面白さを実感する。修了後、建築設計事務所や研究者とのプロジェクト経験を経て、ロフトワークに入社。現在、クリエイティブミュージアムAkeruEにてディレクターとして企画・運営に従事している。
坂野世里奈
(株式会社アダストリア マーケティング本部マネジャー、Play fashion! for ALL プロジェクトリーダー、データアナリスト、博士(学術)、衣料管理士)
株式会社アダストリアで2021年父の介護経験からすべての人がファションを楽しめる社会を創りたい!という強い想いで新規事業に向けてPlay fashion! for ALLを立ち上げる。
深尾望
(株式会社乃村工藝社)
1994年北海道出身。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]修了後、乃村工藝社にプランナーとして入社。科学館から人文科学的な博物館・歴史ミュージアムに至るまで幅広い領域の文化施設の企画に取り組んでいます。メディアを用いた映像表現が専門分野で、各施設で伝えたい「メッセージ」を展示の手法として、施設全体の体験として、どのようにデザインできるのか日々探求しています。
村田菜生
(株式会社ロフトワーククリエイティブディレクター)
大阪府出身。京都女子大学で造形意匠を専攻。在学中に、広瀬浩二郎氏の著書『さわる文化への招待――触覚で見る手学問のすすめ』(2009年、世界思想社)を読んだことをきっかけに、触覚をテーマとして卒業制作に取り組む。卒業後、ユニバーサルデザインのコンサルティング会社で約4年間デザイナーとして勤務。障害のある当事者の視点を活かしたバリアフリーマップやガイドブックの他、ロゴマーク、イラストなどの制作に携わる。2021年8月、ロフトワークへ入社。
吉村優一
フェミニズム、クィア理論、障害学、アクセシビリティ、アートとその複合・周辺領域などに興味があります。趣味は、観劇(主に小劇場)、映画鑑賞、読書(漫画含む)、音楽を聴くこと(邦楽ロックなど)、食べること、テーブルトークRPG(ゲーム機は使わない、会話型のロールプレイングゲーム)です。